分野:コメディカル
ページ数:438
判型:B5
ISBN:978-4-8446-0889-9
定価:本体 4,800円 + 税
本書は、茨城県立医療大学の理学療法学科・作業療法学科の2年次に履修する「筋骨格障害と対応」の授業カリキュラムに準拠して作成されており全15コマからなる。理学療法士・作業療法士の国家試験を受けるために必要な内容が網羅されている。近年の国家試験では、特に画像(単純X線、MRI、CT)や特徴的な図・写真を使用した問題が多数出題されており、テクニック重視の単なる机上の知識ではなく、より実践的で専門的な知識が要求されている。そのため、本書では、できるだけ多くの画像や図を掲載し、より実践的で臨床に即した内容に仕上げられている。また、章末には、茨城県立医療大学で過去に出題された学期末試験問題、整形外科領域の国家試験問題9年分を掲載し、簡単な解説も記した。これらの問題を解くことでより理解を深める工夫がされている。筋骨格障害を理解するために、理学療法学・作業療法学を学ぶ学生はもちろん理学療法士・作業療法士の皆様にも最適の書である。
目次正誤表追加情報
第1章 運動器の構造と機能
1 骨・関節の構造と機能
1.1 骨の構造
1.2 骨の組織
1.3 骨の機能
1.4 骨粗鬆症
1.5 骨の発生、成長
2 関節の構造と機能
2.1 関節
3 神経の構造と機能
3.1 脊髄(中枢神経)の構造と機能
3.2 末梢神経の構造と機能
4 骨格筋の構造と機能
4.1 骨格筋の構造
4.2 遅筋と速筋
4.3 筋の収縮
5 腱の構造と機能
5.1 腱
5.2 腱鞘
5.3 筋腱接合部、骨腱接合部
6 靭帯の構造と機能
章末問題
第2章 頚椎・腰椎障害と対応
1 脊椎の構造と機能
2 脊椎の障害
2.1 変形性脊椎症(頚椎症、腰椎症)
2.2 頚椎症性脊髄症および神経根症
2.3 靭帯骨化症(後縦靭帯骨化症、黄色靭帯骨化症)
2.4 腰痛症
2.5 腰椎椎間板ヘルニア
2.6 腰椎分離症・腰椎分離すベリ症
2.7 腰部脊柱管狭窄症
2.8 側彎症
2.9 先天異常
章末問題
第3章 上肢障害の特性と対応
1 肩甲帯の構造と機能
1.1 胸鎖関節
1.2 肩鎖関節
1.3 肩関節(肩甲上腕関節)
1.4 肩峰下関節
1.5 肩甲胸郭関節
2. 肩甲帯の障害
2.1 頚肩腕症候群
2.2 胸郭出口症候群
2.3 肩関節周囲炎(“五十肩”)
2.4 反復性肩関節脱臼
3 肘・前腕部の構造と機能
4 肘・前腕部の障害
4.1 上腕骨外側上顆炎(テニス肘)
4.2 野球肘
4.3 肘内障
4.4 変形性肘関節症
5 手関節・手部の構造と機能
5.1 骨・関節
5.2 外在筋と内在筋
5.3 腱鞘
5.4 手根管
5.5 神経
6 手関節・手部の障害
6.1 腱鞘炎
6.2 結節
6.3 デュピュイトラン拘縮
6.4 正中神経麻痺
6.5 橈骨神経麻痺
6.6 尺骨神経麻痺
章末問題
第4章 下肢障害の特性と対応
1 股関節・大腿部の構造と機能
2 股関節・大腿部の障害
2.1 発育性股関節形成不全、先天性股関節脱臼
2.2 ペルテス病
2.3 大腿骨頭すベリ症
2.4 変形性股関節症
2.5 特発性大腿骨頭壊死
3 膝関節・下腿部の構造と機能
3.1 膝の変形
4 膝関節・下腿部の障害
4.1 オスグッド病
4.2 変形性膝関節症
5 足関節・足部の構造と機能
6 足関節・足部の障害
6.1 先天性内反足
6.2 麻痺性内反足
6.3 尖足
6.4 その他の足奇形
6.5 外反母趾
6.6 アキレス腱周囲炎、アキレス腱症、アキレス腱付着部症
7 絞扼性神経障害
7.1 外側大腿皮神経障害
7.2 梨状筋症候群
7.3 総腓骨神経麻痺
7.4 足根管症候群
7.5 前足根管症候群
7.6 モートン病
章末問題
第5章 筋骨格系感染症と対応
1 骨・関節感染症(細菌性)
1.1 急性化膿性骨髄炎
1.2 慢性化膿性骨髄炎
1.3 化膿性脊椎炎・椎間板炎
1.4 化膿性関節炎
1.5 人工関節置換術後の感染
1.6 化膿性筋炎
1.7 破傷風
1.8 骨関節結核
1.9 単純性股関節炎
章末問題
第6章 関節障害と対応
1 関節の障害
1.1 関節リウマチ
1.2 変形性関節症
1.3 結晶性関節炎
1.4 強直性脊椎炎
1.5 全身性エリテマトーデス
1.6 強皮症
1.7 多発性筋炎・皮膚筋炎
1.8 シェーグレン症候群
2 関節の手術
2.1 滑膜切除
2.2 関節デブリードマン
2.3 関節固定
2.4 関節形成
章末問題
第7章 四肢循環障害と対応
1 四肢の動静脈障害
1.1 閉塞性動脈硬化症
1.2 閉塞性血栓血管炎(Buerger病)
1.3 静脈血栓塞栓症
1.4 静脈瘤
1.5 レイノー症候群
章末問題
第8章 筋骨格系腫瘍と対応
1 腫瘍総論
2 骨腫瘍
2.1 良性骨腫瘍
2.2 悪性骨腫瘍
2.3 癌の骨転移
章末問題
第9章 救急・外傷処置の特性と対応
1 救命医療
1.1 意識状態
1.2 心肺蘇生
1.3 外傷性の出血性ショック
2 外傷
2.1 整形外科外傷の種類
2.2 創傷処置
2.3 切断
章末問題
第10章 骨折、脱臼、捻挫の特性と対応
1 骨折
1.1 原因による分類
1.2 程度による分類
1.3 外力の作用方向による分類
1.4 骨折線の走行による分類
1.5 骨折部と外界の交通による分類
1.6 部位による骨折の分類
1.7 小児の骨折の特徴
1.8 骨折の症状
1.9 骨折の治療
1.10 骨折の治癒過程
1.11 骨折治癒の異常と後遺症
2 捻挫、靭帯損傷、脱臼、軟部組織損傷
2.1 関節損傷
2.2 捻挫
2.3 靭帯損傷
2.4 外傷性脱臼
2.5 軟部組織損傷
章末問題
第11章 上肢外傷と対応
1 上肢帯部の外傷
1.1 鎖骨骨折
1.2 肩鎖関節脱臼
2 肩関節部の外傷
2.1 肩関節脱臼
2.2 腱板損傷
3 上腕部の外傷
3.1 上腕骨近位端部の骨折
3.2 上腕骨骨幹部骨折
3.3 上腕骨顆上骨折
3.4 上腕骨外顆骨折
4 肘関節部の外傷
4.1 肘関節脱臼
4.2 肘頭骨折
5 前腕の外傷
5.1 骨折と脱臼の合併外傷
5.2 橈・尺骨骨幹部骨折
5.3 橈骨遠位端骨折
6 手の外傷
6.1 骨折・脱臼
6.2 捻挫、靭帯損傷
6.3 槌指
6.4 三角線維軟骨複合体損傷
7 腕神経叢損傷
章末問題
第12章 下肢外傷と対応
1 骨盤・股関節部の外傷
1.1 骨盤骨折
1.2 股関節脱臼・脱臼骨折
1.3 大腿骨近位部骨折
2 大腿部の外傷
2.1 大腿骨骨幹部骨折
2.2 大腿骨顆上骨折
3 膝関節部の外傷
3.1 膝蓋骨骨折
3.2 半月板損傷
3.3 膝靭帯損傷
3.4 脛骨顆部骨折(脛骨高原骨折)
3.5 脛骨顆間隆起骨折
4 下腿部の外傷
4.1 下腿骨骨幹部骨折
5 足関節・足部の外傷
5.1 足関節脱臼骨折
5.2 足関節捻挫
5.3 足部の骨折
章末問題
第13章 脊椎・脊髄損傷と対応
1 脊椎損傷(脊柱の損傷)
1.1 脊椎損傷と治療
2 脊髄損傷
2.1 脊髄損傷の分類
2.2 麻痺の分類
2.3 診断
2.4 脊髄損傷の合併症の治療
2.5 治療
2.6 リハビリテーション
3 脊髄の奇形・形態異常
3.1 二分脊椎
3.2 脊髄係留症候群
3.3 脊髄空洞症
3.4 キアリ奇形
章末問題
第14章 神経・筋疾患と対応
1 筋ジストロフィー
1.1 進行性筋ジストロフィー
1.2 筋緊張性ジストロフィー
2 脳性麻痺
2.1 痙直型
2.2 アテトーゼ型
2.3 失調型
2.4 固縮型
2.5 混合型
3 パーキンソン病
4 筋萎縮性側索硬化症
章末問題
総合問題
参考文献
索引
1 骨・関節の構造と機能
1.1 骨の構造
1.2 骨の組織
1.3 骨の機能
1.4 骨粗鬆症
1.5 骨の発生、成長
2 関節の構造と機能
2.1 関節
3 神経の構造と機能
3.1 脊髄(中枢神経)の構造と機能
3.2 末梢神経の構造と機能
4 骨格筋の構造と機能
4.1 骨格筋の構造
4.2 遅筋と速筋
4.3 筋の収縮
5 腱の構造と機能
5.1 腱
5.2 腱鞘
5.3 筋腱接合部、骨腱接合部
6 靭帯の構造と機能
章末問題
第2章 頚椎・腰椎障害と対応
1 脊椎の構造と機能
2 脊椎の障害
2.1 変形性脊椎症(頚椎症、腰椎症)
2.2 頚椎症性脊髄症および神経根症
2.3 靭帯骨化症(後縦靭帯骨化症、黄色靭帯骨化症)
2.4 腰痛症
2.5 腰椎椎間板ヘルニア
2.6 腰椎分離症・腰椎分離すベリ症
2.7 腰部脊柱管狭窄症
2.8 側彎症
2.9 先天異常
章末問題
第3章 上肢障害の特性と対応
1 肩甲帯の構造と機能
1.1 胸鎖関節
1.2 肩鎖関節
1.3 肩関節(肩甲上腕関節)
1.4 肩峰下関節
1.5 肩甲胸郭関節
2. 肩甲帯の障害
2.1 頚肩腕症候群
2.2 胸郭出口症候群
2.3 肩関節周囲炎(“五十肩”)
2.4 反復性肩関節脱臼
3 肘・前腕部の構造と機能
4 肘・前腕部の障害
4.1 上腕骨外側上顆炎(テニス肘)
4.2 野球肘
4.3 肘内障
4.4 変形性肘関節症
5 手関節・手部の構造と機能
5.1 骨・関節
5.2 外在筋と内在筋
5.3 腱鞘
5.4 手根管
5.5 神経
6 手関節・手部の障害
6.1 腱鞘炎
6.2 結節
6.3 デュピュイトラン拘縮
6.4 正中神経麻痺
6.5 橈骨神経麻痺
6.6 尺骨神経麻痺
章末問題
第4章 下肢障害の特性と対応
1 股関節・大腿部の構造と機能
2 股関節・大腿部の障害
2.1 発育性股関節形成不全、先天性股関節脱臼
2.2 ペルテス病
2.3 大腿骨頭すベリ症
2.4 変形性股関節症
2.5 特発性大腿骨頭壊死
3 膝関節・下腿部の構造と機能
3.1 膝の変形
4 膝関節・下腿部の障害
4.1 オスグッド病
4.2 変形性膝関節症
5 足関節・足部の構造と機能
6 足関節・足部の障害
6.1 先天性内反足
6.2 麻痺性内反足
6.3 尖足
6.4 その他の足奇形
6.5 外反母趾
6.6 アキレス腱周囲炎、アキレス腱症、アキレス腱付着部症
7 絞扼性神経障害
7.1 外側大腿皮神経障害
7.2 梨状筋症候群
7.3 総腓骨神経麻痺
7.4 足根管症候群
7.5 前足根管症候群
7.6 モートン病
章末問題
第5章 筋骨格系感染症と対応
1 骨・関節感染症(細菌性)
1.1 急性化膿性骨髄炎
1.2 慢性化膿性骨髄炎
1.3 化膿性脊椎炎・椎間板炎
1.4 化膿性関節炎
1.5 人工関節置換術後の感染
1.6 化膿性筋炎
1.7 破傷風
1.8 骨関節結核
1.9 単純性股関節炎
章末問題
第6章 関節障害と対応
1 関節の障害
1.1 関節リウマチ
1.2 変形性関節症
1.3 結晶性関節炎
1.4 強直性脊椎炎
1.5 全身性エリテマトーデス
1.6 強皮症
1.7 多発性筋炎・皮膚筋炎
1.8 シェーグレン症候群
2 関節の手術
2.1 滑膜切除
2.2 関節デブリードマン
2.3 関節固定
2.4 関節形成
章末問題
第7章 四肢循環障害と対応
1 四肢の動静脈障害
1.1 閉塞性動脈硬化症
1.2 閉塞性血栓血管炎(Buerger病)
1.3 静脈血栓塞栓症
1.4 静脈瘤
1.5 レイノー症候群
章末問題
第8章 筋骨格系腫瘍と対応
1 腫瘍総論
2 骨腫瘍
2.1 良性骨腫瘍
2.2 悪性骨腫瘍
2.3 癌の骨転移
章末問題
第9章 救急・外傷処置の特性と対応
1 救命医療
1.1 意識状態
1.2 心肺蘇生
1.3 外傷性の出血性ショック
2 外傷
2.1 整形外科外傷の種類
2.2 創傷処置
2.3 切断
章末問題
第10章 骨折、脱臼、捻挫の特性と対応
1 骨折
1.1 原因による分類
1.2 程度による分類
1.3 外力の作用方向による分類
1.4 骨折線の走行による分類
1.5 骨折部と外界の交通による分類
1.6 部位による骨折の分類
1.7 小児の骨折の特徴
1.8 骨折の症状
1.9 骨折の治療
1.10 骨折の治癒過程
1.11 骨折治癒の異常と後遺症
2 捻挫、靭帯損傷、脱臼、軟部組織損傷
2.1 関節損傷
2.2 捻挫
2.3 靭帯損傷
2.4 外傷性脱臼
2.5 軟部組織損傷
章末問題
第11章 上肢外傷と対応
1 上肢帯部の外傷
1.1 鎖骨骨折
1.2 肩鎖関節脱臼
2 肩関節部の外傷
2.1 肩関節脱臼
2.2 腱板損傷
3 上腕部の外傷
3.1 上腕骨近位端部の骨折
3.2 上腕骨骨幹部骨折
3.3 上腕骨顆上骨折
3.4 上腕骨外顆骨折
4 肘関節部の外傷
4.1 肘関節脱臼
4.2 肘頭骨折
5 前腕の外傷
5.1 骨折と脱臼の合併外傷
5.2 橈・尺骨骨幹部骨折
5.3 橈骨遠位端骨折
6 手の外傷
6.1 骨折・脱臼
6.2 捻挫、靭帯損傷
6.3 槌指
6.4 三角線維軟骨複合体損傷
7 腕神経叢損傷
章末問題
第12章 下肢外傷と対応
1 骨盤・股関節部の外傷
1.1 骨盤骨折
1.2 股関節脱臼・脱臼骨折
1.3 大腿骨近位部骨折
2 大腿部の外傷
2.1 大腿骨骨幹部骨折
2.2 大腿骨顆上骨折
3 膝関節部の外傷
3.1 膝蓋骨骨折
3.2 半月板損傷
3.3 膝靭帯損傷
3.4 脛骨顆部骨折(脛骨高原骨折)
3.5 脛骨顆間隆起骨折
4 下腿部の外傷
4.1 下腿骨骨幹部骨折
5 足関節・足部の外傷
5.1 足関節脱臼骨折
5.2 足関節捻挫
5.3 足部の骨折
章末問題
第13章 脊椎・脊髄損傷と対応
1 脊椎損傷(脊柱の損傷)
1.1 脊椎損傷と治療
2 脊髄損傷
2.1 脊髄損傷の分類
2.2 麻痺の分類
2.3 診断
2.4 脊髄損傷の合併症の治療
2.5 治療
2.6 リハビリテーション
3 脊髄の奇形・形態異常
3.1 二分脊椎
3.2 脊髄係留症候群
3.3 脊髄空洞症
3.4 キアリ奇形
章末問題
第14章 神経・筋疾患と対応
1 筋ジストロフィー
1.1 進行性筋ジストロフィー
1.2 筋緊張性ジストロフィー
2 脳性麻痺
2.1 痙直型
2.2 アテトーゼ型
2.3 失調型
2.4 固縮型
2.5 混合型
3 パーキンソン病
4 筋萎縮性側索硬化症
章末問題
総合問題
参考文献
索引
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