看護学専門分野教科書シリーズ精神看護学援助論

著者:編者:小俣直人(福井医療大学保健医療学部看護学科 教授) / 近田真美子 (福井医療大学保健医療学部看護学科 教授)/ 北川明(順天堂大学保健看護学部精神看護学領域 教授)
分野:看護学
ページ数:315
判型:B5
ISBN:978-4-8446-0939-1
定価:本体 3,200円 + 税
 姉妹書の「精神看護学概論」とあわせて看護師国家試験出題基準の全項目の解説が完結する構成となっており、「精神看護学概論」は看護学を学ぶにあたっての基礎的な領域の解説、「精神看護学援助論」は看護の実務的な領域の解説となっている。
 国家試験対策を視野に入れながら、精神看護学を初めて学ぶ学生を主な対象とし、章立ても看護師国家試験出題基準に沿って構成されている。精神看護学に関連する基本的な知識を出来るだけ分かりやすくかつ正確に伝えることを目標とした。また、本文の理解を確認するために看護師国家試験の過去問を中心にした問題を章末に掲載し、解説にはその問題に関連する本文の記載頁を明記した。さらに、精神看護学を少しでも身近なものとして感じて貰えるように、実際の場面を想定したモデルケースを随所に配し、最新の知見と資料も適宜盛り込んでいる。
目次正誤表追加情報
第1章 精神疾患の理解
1 脳の仕組みと精神機能
 1.1 神経組織
 1.2 脳の部位と精神機能
 1.3 神経伝達物質と精神機能・薬理作用
 1.4 ストレスとストレス脆弱性仮説
 1.5 脳と免疫機能
 1.6 睡眠障害と概日リズム〈サーカディアンリズム〉
2 精神機能の障害
 2.1 意識の障害
 2.2 知能の障害
 2.3 知覚の障害
 2.4 思考の障害
 2.5 記憶の障害
 2.6 感情の障害
 2.7 意欲の障害
 2.8 自我意識の障害
3 精神疾患の診断基準
 3.1 精神疾患の分類の難しさ
 3.2 記述精神医学的分類
 3.3 力動的精神医学
 3.4 病因論的分類
 3.5 操作的診断分類
 3.6 操作的診断への批判
 3.7 国際疾病分類(ICD)
 3.8 アメリカ精神医学会の診断・統計マニュアル(DSM)
章末問題

第2章 精伸疾患の診断と治療
1 問診
 1.1 問診票の利用
 1.2 問診するために身につけておきたい技術
2 主な精神疾患・障害の特徴と看護
 2.1 症状性を含む器質性精神障害
 2.2 精神作用物質使用による精神・行動の障害
 2.3 統合失調症、統合失調症型障害および妄想性障害
 2.4 気分(感情)障害
 2.5 神経症性障害、ストレス関連障害および身体表現性障害
 2.6 生理的障害および身体的要因に関連した行動症候群
 2.7 パーソナリティ障害
 2.8 習慣および衝動の障害
 2.9 性別違和
 2.10 知的障害(精神遅滞)
 2.11 心理的発達の障害
 2.12 小児期および青年期に発症する行動および情緒の障害
3 心理・社会的療法
 3.1 心理・社会的療法
 3.2 個人精神療法
 3.3 集団精神療法 
 3.4 心理教育的アプローチ
 3.5 認知行動療法
 3.6 生活技能訓練(SST)
4 修正型電気けいれん療法
 4.1 概念
 4.2 ECTの適応
 4.3 ECTを安全に施行するために
 4.4 磁気刺激療法
 4.5 高照度光療法
 4.6 作業療法
5 多職種連携と看護の役割
 5.1 精神科における多職種連携
 5.2 多職種連携における看護の役割
 5.3 他職種の理解と連携
章末問題

第3章 精神障がいをもつ人への看護
1 精神を病むことと生きること
 1.1 病いの経験への理解
2 援助関係の構築
 2.1 信頼関係の基礎づくり
 2.2 患者-看護師関係の発展と終結
 2.3 プロセスレコードの活用
 2.4 共同意思決定(Shared Decision Making:SDM)
 2.5 共同創造(Co-production:コ・プロダクション)
3 セルフケアへの援助
 3.1 セルフケアとは
 3.2 セルフケア理論
 3.3 セルフケア不足理論
 3.4 看護システム理論
 3.5 セルフケア理論の修正(オレム-アンダーウッドのセルフケア理論)
 3.6 事例Ⅳで考えるセルフケアへの援助〈ある看護学生の場合〉
4 安全管理〈セーフティマネジメント〉
 4.1 病棟環境の整備
 4.2 行動制限
 4.3 自殺の動向
 4.4 医療現場における暴力
 4.5 災害時の精神科病棟の安全管理 
章末問題

第4章 精神看護の展開
1 リエゾン精神看護 
 1.1 リエゾン精神看護とは
 1.2 リエゾン精神看護活動  
 1.3 看護師のストレスマネジメント 
2 災害時の精神保健
 2.1 災害時の精神保健医療活動
 2.2 災害時の精神保健に関する初期対応
 2.3 災害派遣精神医療チーム<DPAT>
 2.4 災害時の精神障害者への治療継続
 2.5 災害拠点病院の整備
 2.6 トリアージ
章末問題

第5章 自立への支援
1 精神障害者が地域で暮らすということ
 1.1 精神障害者の生活の場に出向く:アウトリーチ
 1.2 精神障害にも対応した地域包括ケアシステム 
 1.3 対応困難事例に関する行政との連携
2 精神保健医療福祉に関する社会資源の活用と調整
 2.1 精神障害者の自立を支える保健医療福祉サービスと社会資源        
 2.2 社会資源の活用とソーシャルサポート
3 社会資源の活用とケアマネジメント
 3.1 精神障害者ケアマネジメントの基本的考え方
章末問題
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