分野:看護学
ページ数:260
判型:B5
ISBN:978-4-8446-0938-4
定価:本体 2,700円 + 税
姉妹書の「精神看護学援助論」とあわせて看護師国家試験出題基準の全項目の解説が完結する構成となっており、「精神看護学概論」は看護学を学ぶにあたっての基礎的な領域の解説、「精神看護学援助論」は看護の実務的な領域の解説となっている。
国家試験対策を視野に入れながら、精神看護学を初めて学ぶ学生を主な対象とし、章立ても看護師国家試験出題基準に沿って構成されている。精神看護学に関連する基本的な知識を出来るだけ分かりやすくかつ正確に伝えることを目標とした。また、本文の理解を確認するために看護師国家試験の過去問を中心にした問題を章末に掲載し、解説にはその問題に関連する本文の記載頁を明記した。さらに、精神看護学を少しでも身近なものとして感じて貰えるように、実際の場面を想定したモデルケースを随所に配し、最新の知見と資料も適宜盛り込んでいる。
国家試験対策を視野に入れながら、精神看護学を初めて学ぶ学生を主な対象とし、章立ても看護師国家試験出題基準に沿って構成されている。精神看護学に関連する基本的な知識を出来るだけ分かりやすくかつ正確に伝えることを目標とした。また、本文の理解を確認するために看護師国家試験の過去問を中心にした問題を章末に掲載し、解説にはその問題に関連する本文の記載頁を明記した。さらに、精神看護学を少しでも身近なものとして感じて貰えるように、実際の場面を想定したモデルケースを随所に配し、最新の知見と資料も適宜盛り込んでいる。
目次正誤表追加情報
第1章 精神看護で学ぶこと
1 精神看護学の位置づけ
1.1 看護学における精神看護学の範囲
1.2 成長を志向する精神への視座
1.3 精神看護と社会とのつながり
2 精神の健康の概念
2.1 健康の定義
2.2 精神の正常とは何か
2.3 心の健康の定義
3 精神障害の一次予防・二次予防・三次予防
3.1 一次予防
3.2 二次予防
3.3 三次予防
4 精神看護とその役割
4.1 入院中の看護の役割
4.2 自己肯定感を育むこと
4.3 エンパワメントの役割
章末問題
第2章 こころの働き
1 心の機能と発達
1.1 精神と情緒の発達
1.2 フロイト(Freud,S.)
1.3 マーラー(Mahler,M.S.)
1.4 ピアジェ(Piaget,J.)
1.5 エリクソン(E.H.Erikson)
1.6 ハヴィガースト(Havighurst.R.J.)の発達理論
1.7 自我(人格)意識
2 対象関係論
2.1 クライン(Klein,M.)の理論
2.2 ウイニコット(Winnicott,D.W)の理論
3 愛着理論
3.1 ボウルビィ(Bowlby,J.)の愛着理論
3.2 愛着障害
3.3 クラウス(Klaus.M.H.)とケネル(Kennell.J.H.)による親と子の絆
章末問題
第3章 こころの健康と危機
1 生きる力と強さ
1.1 レジリエンス
1.2 リカバリー〈回復〉
1.3 ストレングス(強み、力)
1.4 エンパワメント
2 危機〈クライシス〉
2.1 危機〈クライシス〉の概念
2.2 危機〈クライシス〉の予防
2.3 危機介入
2.4 ストレスと対処
2.5 近年のストレス対処理論
2.6 適応理論
章末問題
第4章 こころの問題への対応
1 精神の健康とマネジメント
1.1 心身相関(mind-body relationship)と健康
1.2 心身医学と心身症へのアプローチ
1.3 身体疾患がある者の精神の健康
1.4 精神疾患がある者の身体の健康
1.5 患者と家族の精神の健康
1.6 保健医療福祉に従事する者の精神の健康
1.7 心身相関の考え方に基づくホリスティックケア
1.8 患者、家族、保健医療福祉の専門職間の連携促進
1.9 トラウマインフォームド・ケア
1.10 性の健康に関連する状態
2 家族への看護
2.1 家族のストレスと健康状態のアセスメント
2.2 家族関係、家族の対処力とソーシャルサポートのアセスメント
2.3 家族システムのアセスメント
2.4 家族への教育的介入と支援
2.5 患者-家族関係
3 人間と集団
3.1 さまざまな集団(group)
3.2 集団の特性
3.3 集団のもつ治療的因子
3.4 自助グループ(SHG)での回復
3.5 エンカウンターグループによる自己成長
3.6看護ケアにおけるグループの活用
3.7 多職種によるケアチームの活動
4 地域における精神保健と精神看護
4.1 地域での看護
4.2 学校における精神保健と精神看護
4.3 職場における精神保健と精神看護
5 世界的な課題として精神保健と看護
5.1 世界保健機関(WHO)による取り組み
5.2 自殺に関する世界の動向と対策
5.3 諸外国における精神保健の普及啓発
5.4 国際看護師協会による精神保健分野の活動
6 精神の健康に関する普及啓発
6.1 偏見、差別、スティグマ
6.2 精神保健医療福祉の改革ビジョン
6.3 自殺対策
7 社会復帰・社会参加への支援
7.1 リハビリテーションの概念
7.2 国際生活機能分類:ICF
7.3 長期入院患者の地域移行支援体制
章末問題
第5章 精神保健医療福祉の歴史と法制度
1 精神保健医療福祉の変遷と看護
1.1 諸外国における精神医療の変遷〈世界の精神保健のはじまり〉
1.2 日本における精神医療の変遷〈日本の精神保健のはじまり〉
1.3 障害者に関する法律の変遷
1.4 精神保健医療福祉における看護師の役割
2 患者の権利擁護〈アドヴォカシー〉
2.1 当事者の自己決定の尊重
2.2 入院患者の基本的な処遇(精神科病院における処遇について)
2.3 精神医療審査会
3 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律〈精神保健福祉法〉の運用
3.1 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律〈精神保健福祉法〉の基本的な考え方
3.2 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律〈精神保健福祉法〉による入院の形態
3.3 精神保健指定医(法18条)
4 精神保健医療福祉に関連するその他の法制度等
4.1 自殺対策基本法、心神喪失者等医療観察法など
4.2 精神の健康を守る行政システム
章末問題
1 精神看護学の位置づけ
1.1 看護学における精神看護学の範囲
1.2 成長を志向する精神への視座
1.3 精神看護と社会とのつながり
2 精神の健康の概念
2.1 健康の定義
2.2 精神の正常とは何か
2.3 心の健康の定義
3 精神障害の一次予防・二次予防・三次予防
3.1 一次予防
3.2 二次予防
3.3 三次予防
4 精神看護とその役割
4.1 入院中の看護の役割
4.2 自己肯定感を育むこと
4.3 エンパワメントの役割
章末問題
第2章 こころの働き
1 心の機能と発達
1.1 精神と情緒の発達
1.2 フロイト(Freud,S.)
1.3 マーラー(Mahler,M.S.)
1.4 ピアジェ(Piaget,J.)
1.5 エリクソン(E.H.Erikson)
1.6 ハヴィガースト(Havighurst.R.J.)の発達理論
1.7 自我(人格)意識
2 対象関係論
2.1 クライン(Klein,M.)の理論
2.2 ウイニコット(Winnicott,D.W)の理論
3 愛着理論
3.1 ボウルビィ(Bowlby,J.)の愛着理論
3.2 愛着障害
3.3 クラウス(Klaus.M.H.)とケネル(Kennell.J.H.)による親と子の絆
章末問題
第3章 こころの健康と危機
1 生きる力と強さ
1.1 レジリエンス
1.2 リカバリー〈回復〉
1.3 ストレングス(強み、力)
1.4 エンパワメント
2 危機〈クライシス〉
2.1 危機〈クライシス〉の概念
2.2 危機〈クライシス〉の予防
2.3 危機介入
2.4 ストレスと対処
2.5 近年のストレス対処理論
2.6 適応理論
章末問題
第4章 こころの問題への対応
1 精神の健康とマネジメント
1.1 心身相関(mind-body relationship)と健康
1.2 心身医学と心身症へのアプローチ
1.3 身体疾患がある者の精神の健康
1.4 精神疾患がある者の身体の健康
1.5 患者と家族の精神の健康
1.6 保健医療福祉に従事する者の精神の健康
1.7 心身相関の考え方に基づくホリスティックケア
1.8 患者、家族、保健医療福祉の専門職間の連携促進
1.9 トラウマインフォームド・ケア
1.10 性の健康に関連する状態
2 家族への看護
2.1 家族のストレスと健康状態のアセスメント
2.2 家族関係、家族の対処力とソーシャルサポートのアセスメント
2.3 家族システムのアセスメント
2.4 家族への教育的介入と支援
2.5 患者-家族関係
3 人間と集団
3.1 さまざまな集団(group)
3.2 集団の特性
3.3 集団のもつ治療的因子
3.4 自助グループ(SHG)での回復
3.5 エンカウンターグループによる自己成長
3.6看護ケアにおけるグループの活用
3.7 多職種によるケアチームの活動
4 地域における精神保健と精神看護
4.1 地域での看護
4.2 学校における精神保健と精神看護
4.3 職場における精神保健と精神看護
5 世界的な課題として精神保健と看護
5.1 世界保健機関(WHO)による取り組み
5.2 自殺に関する世界の動向と対策
5.3 諸外国における精神保健の普及啓発
5.4 国際看護師協会による精神保健分野の活動
6 精神の健康に関する普及啓発
6.1 偏見、差別、スティグマ
6.2 精神保健医療福祉の改革ビジョン
6.3 自殺対策
7 社会復帰・社会参加への支援
7.1 リハビリテーションの概念
7.2 国際生活機能分類:ICF
7.3 長期入院患者の地域移行支援体制
章末問題
第5章 精神保健医療福祉の歴史と法制度
1 精神保健医療福祉の変遷と看護
1.1 諸外国における精神医療の変遷〈世界の精神保健のはじまり〉
1.2 日本における精神医療の変遷〈日本の精神保健のはじまり〉
1.3 障害者に関する法律の変遷
1.4 精神保健医療福祉における看護師の役割
2 患者の権利擁護〈アドヴォカシー〉
2.1 当事者の自己決定の尊重
2.2 入院患者の基本的な処遇(精神科病院における処遇について)
2.3 精神医療審査会
3 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律〈精神保健福祉法〉の運用
3.1 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律〈精神保健福祉法〉の基本的な考え方
3.2 精神保健及び精神障害者福祉に関する法律〈精神保健福祉法〉による入院の形態
3.3 精神保健指定医(法18条)
4 精神保健医療福祉に関連するその他の法制度等
4.1 自殺対策基本法、心神喪失者等医療観察法など
4.2 精神の健康を守る行政システム
章末問題
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