分野:建築工学
ページ数:240頁
判型:A5判
ISBN:978-4-8446-0841-7
定価:本体 2,800円 + 税
人間工学に関する本はいろいろあるが、本書はこれから人間工学を学ぶ人のために事例をふんだんに盛り込み、入門書として読んでもらえるように基本的な内容をやさしく記述した。なお専門的な分野にも取り組めるように、ブックガイドを章末に設けた。
目次正誤表追加情報
はじめに
第1章 人間工学とは何か、どう役立つのか
1.1 本論に先立ついくつかの事例
1.2 人間工学の対象事例
1.3 なぜ人間工学は必要か
1.4 モノづくりのために必要な人間の心身機能の理解
1.5 人間工学を支える学問分野
【コラム①-1 “デザイン”という言葉の意味】
【コラム①-2 ヒューマンインタフェース】
【コラム①-3 人間工学の選択】
第2章 モノづくりは人の寸法を知ることから始まる-人体寸法とデザイン
2.1 人間の寸法と形の理解はモノづくりの基本
2.2 人の体の区分
2.3 人間の寸法はどのように測られるのか
2.4 平均値だけではモノはつくれない
2.5 簡単な統計学の話
2.6 統計データから設計値を求める
2.7 平均的人間は少数派
【コラム②-1 標準偏差とパーセンタイル値】
【コラム②-2 偏差値とは】
第3章 悪い姿勢が体を壊す-運動機能と身体負担
3.1 人の体はなぜ動く
3.2 脊柱の構造
3.3 人の筋力
3.4 悪い姿勢・動作
3.5 モーメントという力
3.6 筋は強大な力を持っている
3.7 腰曲げ姿勢での持ち上げが悪いわけ
3.8 デザインへの応用
【コラム③-1 筋の秘められた潜在的能力】
【コラム③-2 腰部に数百kgfの力がかかるわけ】
第4章 感覚は五感だけではない-感覚の種類と視覚機能
4.1 人の感覚は五感だけではない
4.2 視覚機能と関連のあるデザイン事例
4.3 視野の種類
4.4 盲点の存在
4.5 注視安定視野
4.6 視力を求める
4.7 視力は変化する
【コラム④-1 感覚・知覚・認知】
第5章 人はどのように見ているのか-視覚の生理と心理
5.1 眼球の構造
5.2 錐体と桿体の違いによる物の見え方
5.3 明所視と暗所視
5.4 暗順応
5.5 現実を正確に見ているわけではない
5.6 刺激の大きさと感覚の大きさは直接関係ではない
【コラム⑤-1 網膜についての補足】
【コラム⑤-2 日本の古い建築にも錯視が利用されている】
第6章 わかりやすさをデザインする-認知人間工学
6.1 テレビのリモコン
6.2 なぜわかりにくいのか
6.3 デザイン改善のために
6.4 標識・サインのわかりにくさ
6.5 わかりやすさ、気づきやすさを高めるために
【コラム⑥-1 絵文字による標識・サインのいろいろ】
第7章 人はエラーを犯す動物である-ヒューマンエラーと安全設計
7.1 1つの誤りが大きな影響を生む
7.2 生活機器の事故事例
7.3 ハインリッヒの法則とスイスチーズモデル
7.4 エラーはなぜ生じるのか
7.5 ヒューマンエラーを防ぐ対策
7.6 ヒューマンエラーといかに付き合うか
【コラム⑦-1 電子レンジやIHヒーターはなぜ火がないのに調理できるのか】
第8章 ストレスは悪者ではない-疲労・ストレスと快適性デザイン
8.1 疲労は心身を守る安全弁
8.2 疲労を測る
8.3 ストレスとは
8.4 汎適応症候群
8.5 ストレスの生理
8.6 ストレスの効用
【コラム⑧-1 神経系の分類】
【コラム⑧-2 ストレスを測る】
第9章 誰もが目的を達成できるモノのデザイン-ユニバーサルデザインと人間工学
9.1 ユニバーサルデザインの誤解
9.2 ユニバーサルデザインの対象ユーザ
9.3 本来“障がい者”や“健常者”はいない
9.4 ユニバーサルデザインの事例、そうでない事例
9.5 ユニバーサルデザインへの人間工学の貢献
9.6 加齢に伴う心身機能の変化
9.7 ユニバーサルデザインのキーポイント
9.8 究極のユニバーサルデザインとは
【コラム⑨-1 バリアフリーデザイン、アクセシブルデザイン、インクルーシブデザインとどこが違う?】
第10章 機器-キーボードの人間工学設計-
10.1 キー配列
10.2 分割型キーボード
10.3 キースイッチの感触
10.4 キーボードの人間工学指針
【コラム⑩-1 ドボラック配列】
【コラム⑩-2 新JIS配列】
第11章 住宅-住宅の空間と設備機器の人間工学設計
11.1 はじめに
11.2 住宅での人間工学の考え方
11.3 使う人、住む人の体の変化に対応する人間工学
11.4 暮らしの変化に対応する人間工学
【コラム⑪-1 官能評価】
【コラム⑪-2 住宅性能表示制度】
第12章 オフィス-生産性、創造性から健康まで-
12.1 オフィスチェア
12.2 最近のオフィスと人間工学にかかわるトピック
【コラム⑫-1 オフィスとは?】
【コラム⑫-2 ひらめく場所】
第13章 情報デザインと人間工学-人間中心設計のデザインプロセス
13.1 情報デザイン
13.2 ガスメーター用通信端末のデザインの事例
【コラム⑬-1】
第14章 明日の人間工学を展望する
14.1 モノづくり現場の4つの分野を通して
14.2 人の体は1つの社会
14.3 快適さと機能低下の矛盾
14.4 長期持続型トータルデザイン
14.5 人材の育成
第15章 演習
第1章 人間工学とは何か、どう役立つのか
1.1 本論に先立ついくつかの事例
1.2 人間工学の対象事例
1.3 なぜ人間工学は必要か
1.4 モノづくりのために必要な人間の心身機能の理解
1.5 人間工学を支える学問分野
【コラム①-1 “デザイン”という言葉の意味】
【コラム①-2 ヒューマンインタフェース】
【コラム①-3 人間工学の選択】
第2章 モノづくりは人の寸法を知ることから始まる-人体寸法とデザイン
2.1 人間の寸法と形の理解はモノづくりの基本
2.2 人の体の区分
2.3 人間の寸法はどのように測られるのか
2.4 平均値だけではモノはつくれない
2.5 簡単な統計学の話
2.6 統計データから設計値を求める
2.7 平均的人間は少数派
【コラム②-1 標準偏差とパーセンタイル値】
【コラム②-2 偏差値とは】
第3章 悪い姿勢が体を壊す-運動機能と身体負担
3.1 人の体はなぜ動く
3.2 脊柱の構造
3.3 人の筋力
3.4 悪い姿勢・動作
3.5 モーメントという力
3.6 筋は強大な力を持っている
3.7 腰曲げ姿勢での持ち上げが悪いわけ
3.8 デザインへの応用
【コラム③-1 筋の秘められた潜在的能力】
【コラム③-2 腰部に数百kgfの力がかかるわけ】
第4章 感覚は五感だけではない-感覚の種類と視覚機能
4.1 人の感覚は五感だけではない
4.2 視覚機能と関連のあるデザイン事例
4.3 視野の種類
4.4 盲点の存在
4.5 注視安定視野
4.6 視力を求める
4.7 視力は変化する
【コラム④-1 感覚・知覚・認知】
第5章 人はどのように見ているのか-視覚の生理と心理
5.1 眼球の構造
5.2 錐体と桿体の違いによる物の見え方
5.3 明所視と暗所視
5.4 暗順応
5.5 現実を正確に見ているわけではない
5.6 刺激の大きさと感覚の大きさは直接関係ではない
【コラム⑤-1 網膜についての補足】
【コラム⑤-2 日本の古い建築にも錯視が利用されている】
第6章 わかりやすさをデザインする-認知人間工学
6.1 テレビのリモコン
6.2 なぜわかりにくいのか
6.3 デザイン改善のために
6.4 標識・サインのわかりにくさ
6.5 わかりやすさ、気づきやすさを高めるために
【コラム⑥-1 絵文字による標識・サインのいろいろ】
第7章 人はエラーを犯す動物である-ヒューマンエラーと安全設計
7.1 1つの誤りが大きな影響を生む
7.2 生活機器の事故事例
7.3 ハインリッヒの法則とスイスチーズモデル
7.4 エラーはなぜ生じるのか
7.5 ヒューマンエラーを防ぐ対策
7.6 ヒューマンエラーといかに付き合うか
【コラム⑦-1 電子レンジやIHヒーターはなぜ火がないのに調理できるのか】
第8章 ストレスは悪者ではない-疲労・ストレスと快適性デザイン
8.1 疲労は心身を守る安全弁
8.2 疲労を測る
8.3 ストレスとは
8.4 汎適応症候群
8.5 ストレスの生理
8.6 ストレスの効用
【コラム⑧-1 神経系の分類】
【コラム⑧-2 ストレスを測る】
第9章 誰もが目的を達成できるモノのデザイン-ユニバーサルデザインと人間工学
9.1 ユニバーサルデザインの誤解
9.2 ユニバーサルデザインの対象ユーザ
9.3 本来“障がい者”や“健常者”はいない
9.4 ユニバーサルデザインの事例、そうでない事例
9.5 ユニバーサルデザインへの人間工学の貢献
9.6 加齢に伴う心身機能の変化
9.7 ユニバーサルデザインのキーポイント
9.8 究極のユニバーサルデザインとは
【コラム⑨-1 バリアフリーデザイン、アクセシブルデザイン、インクルーシブデザインとどこが違う?】
第10章 機器-キーボードの人間工学設計-
10.1 キー配列
10.2 分割型キーボード
10.3 キースイッチの感触
10.4 キーボードの人間工学指針
【コラム⑩-1 ドボラック配列】
【コラム⑩-2 新JIS配列】
第11章 住宅-住宅の空間と設備機器の人間工学設計
11.1 はじめに
11.2 住宅での人間工学の考え方
11.3 使う人、住む人の体の変化に対応する人間工学
11.4 暮らしの変化に対応する人間工学
【コラム⑪-1 官能評価】
【コラム⑪-2 住宅性能表示制度】
第12章 オフィス-生産性、創造性から健康まで-
12.1 オフィスチェア
12.2 最近のオフィスと人間工学にかかわるトピック
【コラム⑫-1 オフィスとは?】
【コラム⑫-2 ひらめく場所】
第13章 情報デザインと人間工学-人間中心設計のデザインプロセス
13.1 情報デザイン
13.2 ガスメーター用通信端末のデザインの事例
【コラム⑬-1】
第14章 明日の人間工学を展望する
14.1 モノづくり現場の4つの分野を通して
14.2 人の体は1つの社会
14.3 快適さと機能低下の矛盾
14.4 長期持続型トータルデザイン
14.5 人材の育成
第15章 演習
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