福祉工学

著者:依田光正 ・磯村 恒・尾田雅文・垣本 映・河合俊宏・向後礼子・塩田泰仁・寺師良輝・根武谷 吾・花房昭彦・舟久保昭夫・松田康広・依田麻子
分野:理学
ページ数:260頁
判型:A5判
ISBN:978-4-8446-0767-0
定価:本体 2,800円 + 税
この本の章や節は、それぞれの専門である担当者によって、読者が内容を十分理解できるように書かれている。1~7章は、福祉工学の知識を得る上で基本となる領域を事例を用いて解説している。8~12章は実際の問題解決に向けて、基盤となる領域の内容を紹介しながら対象者に合わせた支援に関する技術について解説している。
目次正誤表追加情報
0章 はじめに(依田光正)
0.1 本書について
0.2 福祉工学について
1章 福祉用具・福祉機器(寺師良輝)
1.1 産業としての福祉用具
1.2 福祉用具・福祉機器の定義
1.3 福祉用具の給付制度
1.4 福祉用具の変遷~脊髄損傷者を例に
2章 福祉と福祉工学
2.1 福祉の中の福祉工学(向後礼子)
2.2 リハビリテーション(河合俊宏)
3章 人間行動の研究(依田麻子)
3.1 福祉工学における人間行動
3.2 人間行動における科学
3.3 人間行動における科学的方法
3.4 人間行動の研究の方法
3.5 倫理規定
3.6 データと尺度
4章 人間の計測技術
4.1 生理機能計測(根武谷吾)
4.2 形状計測(尾田雅文)
4.3 運動計測(尾田雅文)
5章 福祉メカトロニクス(塩田泰仁)
5.1 メカトロニクスについて
5.2 メカトロニクス装置の構成
5.3 センサ
5.4 アクアチュエータ
5.5 コントローラ
5.6 福祉メカトロニクスの事例
6章 障がい者と情報通信関連技術(花房昭彦)
6.1 障がい者が情報通信機器から得られる恩恵と影
6.2 情報通信機器・サービスのアクセシビリティについて
6.3 入出力装置の代替装置の例
6.4 ホームページのアクセシビリティについて
6.5 おわりに
7章 バリアフリー、ユニバーサルデザイン(依田光正)
7.1 バリアフリー
7.2 ユニバーサルデザイン
7.3 福祉工学とバリアフリー、ユニバーサルデザイン
8章 肢体不自由者支援技術(垣本映)
8.1 移動支援技術
8.2 義肢・装具
8.3 日常生活支援技術
8.4 機能回復訓練支援
9章 視覚障がい者支援技術(松田康広)
9.1 視覚障がいと視覚障がい者の抱える困難
9.2 定位・移動に関する支援技術
9.3 コミュニケーション・情報取得に関する支援技術
9.4 日常生活に関する支援技術
10章 聴覚障がい者支援技術(磯村恒)
10.1 聴器のしくみと聴覚障がい
10.2 聴覚障がい者の生活上での困難、問題事象
10.3 聴覚障がい者への支援技術
11章 高齢者支援技術(依田光正)
11.1 高齢者について
11.2 高齢者の支援に関わる技術
11.3 高齢者の支援技術の視点とこれからの技術
12章 内部障がい代償機器(舟久保昭夫)
12.1 内部障がい代償機器について
12.2 人口臓器の概要と歴史
12.3 人口臓器の分類
12.4 再生医療と工学
∞.これから(依田光正)
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