生理人類学ー人の理解と日常の課題発見のためにー

著者:安河内 朗/岩永 光一編著
分野:社会教育・一般教養
ページ数:260
判型:A5
ISBN:978-4-8446-0902-5
定価:本体 3,000円 + 税
生理人類学とは、ヒトの進化・適応史に照らして、生活環境において発生する問題や
潜在的な課題も含めて多くの領域から考察し解決しようとする学問である。本書は、
物理的環境(重力、温熱、光、音など)への適応からヒトの特徴を描き出し、日常生活
における行動(睡眠、労働、運動など)とその問題点を解説している。また情動・感情
のもつ本来の生物学的意義を踏まえ快適性の考え方に言及している。そして最後に未来
への課題やその対応について考察を試みている。
目次正誤表追加情報
まえがき
第1章 生理人類学を学ぶにあたって
1.0 生理人類学を学ぶにあたって
1.1 生理人類学とは
1.2 遺伝と進化
1.3 環境適応とその多様性
第2章 ヒトの物理的環境への適応の特徴と課題
2.0 ヒトの物理的環境への適応の特徴と課題
2.1 重力への適応
2.2 温熱への適応
2.3 光への適応
2.4 音への適応
2.5 酸素への適応
2.6 生活環境への適応と課題
第3章 人の日常行動と課題
3.0 人の日常行動と課題
3.1 生活時間(リズム)
3.2 衣服
3.3 食と栄養
3.4 睡眠
3.5 労働
3.6 運動
3.7 介護
第4章 人の快適性と課題
4.0 人の快適性と課題
4.1 人の情動と感情
4.2 人のストレスと快適性
4.3 生活デザインと快適性
4.4. 人とテクノロジーの関係
第5章 人の未来と課題
5.0 はじめに
5.1 人の本性と行動
5.2 個人への注意喚起
5.3 社会への注意喚起
5.4 おわりに

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