基礎から学ぶ光学センサの校正

著者:監修・執筆 小野晃 産業技術総合研究所・執筆 新井康平 佐賀大学、アリゾナ大学・小畑建太 愛知県立大学・久世暁彦 宇宙航空研究開発機構・神山徹 産業技術総合研究所・佐久間史洋 宇宙システム開発利用推進機構(執筆時)・土田聡 産業技術総合研究所・外岡秀行  茨城大学・監修 松永恒雄  国立環境研究所
分野:工学一般
ページ数:142頁
判型:B5判
ISBN:978-4-8446-0895-0
定価:本体 3,000円 + 税
本書は衛星搭載光学センサの放射量校正について、基礎的事項から最新事例までをそれぞれの専門家が全8章にわたり解説。各章ごとに一般的な説明を行い、そのあとで事例を紹介している。それらの事例は著者の実体験に基づくものである。また衛星搭載光学センサにはしばしば略号が使用されるので、巻末に一覧表としてまとめた1冊。
目次正誤表追加情報
目次

まえがき

1章はじめに
1.1 計測物理量
1.2 センサの入出力特性
1.3 放射量計測のトレーサビリティ
1.4 打ち上げ前の地上校正
1.5 打ち上げ後の軌道上校正
1.6 軌道上での特性の変動
1.7 放射量校正データの使い方
1.8 まとめ

2章打ち上げ前地上校正
2.1 分光特性
2.2 太陽反射領域センサの線形性と応答度
2.3 地球放射領域センサの校正
2.4 まとめ

3章機上校正
3.1 太陽反射領域
3.2 地球放射領域
3.3 電気的校正
3.4 まとめ

4章代替校正
4.1 太陽反射領域における代替校正
4.2 地球放射領域における代替校正

5章月校正
5.1 月面反射率モデル
5.2 Disk integrated model を用いた月校正
5.3 Disk resolved model を用いた月校正
5.4 月校正における不確かさ
5.5 月校正の事例と活用
付録

6章軌道上相互校正
6.1 軌道上相互校正の原理
6.2 同一衛星内での相互校正
6.3 異なる衛星間の相互校正

7章校正データの統合解析
7.1 軌道上校正の方法
7.2 軌道上校正の実例
7.3 校正データの統合方法
7.4 定量的統合解析の事例
7.5 まとめ

8章おわりに
代表的な地球観測光学センサと搭載衛星
主要用語の英日対訳
索引
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