大地を拓く

著者:緒方英樹
分野:一般書・児童書
ページ数:250
判型:A5
ISBN:978-4-8446-0920-9
定価:本体 1,800円 + 税
私たちの暮らす日本列島は、山の多い地形、複雑な地質、気象などの自然条件から、洪水、土砂災害、地震、津波、火山噴火などによる災害を歴史的に被ってきた。本書は、先人たちがいかにそうした災禍を乗りこえてきたのかを、古代から中世、近世、近代までたどりながら、日本の大地を拓いてきた人たちの苦悩、情熱、技術を丹念に解きあかしていく。そこから私たちにとって「土木」とは、「利他の心」とは何かを問いかけ、それらが人や地域に尽くした効果や、自然に与えた影響をはじめ後世に生かす教訓について考える。
目次正誤表追加情報
序章 日本の風土と土木
1章  古代に見る「土木の原点」
2章  変革時代の戦国武将
3章  江戸時代、大地を拓いたパイオニアたち
4章  近代化への道
5章  人類のための土木
6章  理想都市建設へのまなざし
追悼 人は、土木は、自然といかに向き合ってきたか 
    ~日本国際賞受賞者 高橋裕氏に聞く~
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