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事業承継が上手くいく

 

書籍情報

著者 中上貴行・丸澤春智
ジャンル 社会教育・一般教養
発行年月 2010年02月
ISBN ISBN978-4-8446-0748-9
価格 1,575円(本体価格 1,500円)

まえがき

企業倒産数は、大きな数字で深刻な問題です。

2009年4月8日に、東京商工リサーチ社より公表された資料によると、日本国内の2008年度の倒産件数は、16146件になっています。これは前年比12・3%の増加であり三年連続して10%以上の上昇をしたことになります。多くの企業が、毎年「販売不振」や「倒産の連鎖」などで世の中から退場しているのです。

このように、廃業・整理しなくてはならなかった会社の中には、何か経営上の状況が変わっていれば、まだまだ元気に仕事を続けられる会社も、かなり多く含まれているのです。たとえば事業承継に関わるものであったとすれば、皆様はどう思われるでしょうか。倒産や廃業の理由が、事業承継の失敗によるものであったとすれば、経営者本人はもちろん、その家族・従業員、また関係者にとっては、納得がいかないものではないでしょうか。

本書の出版の目的は、読者の皆様に事業承継が、企業を取巻く人々の未来に非常に大きな影響力を持っていることをお伝えすることです。あるいはすでに事業承継の準備を進めている、考えている経営者のための助言書と考えています。そして、これから事業承継を受けようと考えている次世代経営者には、是非、事業を承継していただく方向にお進みいただき、事業に関わりを持つすべての人々に、明るい未来を作っていただきたいと願っています。

本書は著者の経験から、会社の長期繁栄にはスムーズな事業承継が大事であることを、読者の皆様方にご理解していただきやすいように、いくつかの事例を短編小説風にまとめ、また簡単な経営評価の方法を表形式で判断できるようにしたものです。

昨今の経済情勢が大変厳しい折、事業承継の大事さに一刻も早くお「気づき」いただきたく、本書が少しでも皆様のお役に立ち、皆様方の会社がこれからも末永く繁栄されることを心から願っております。

(まえがきより一部抜粋)

もくじ

  • 1 ある気づきのスタート
  • 2 何故、事業承継に失敗しなければならなかったのか
  • 三つの小さな物語
  • 第一話 経営者のあまりにも早い退場の場合
  • 第二話 経営者があまりにも身勝手の場合
  • 第三話 後継者に裏切られた場合
  • 3 「継いでみなはれ」美味しい承継・・・
  • 「承継を受けようとしているあなたに」 
  • ■コラム■
  • 「魔の川」「死の谷」「ダーウィンの海」「ブルーオーシャン」
  • 4 継いでみる(継がせる)
  • 前に考える (これだけは忘れずに!)
  • (1)承継を確実なものに(事業承継図とは)  
  •  (2)明日が見えますか(事業の将来性判断チェックシート)    
  • ■コラム■
  • 「ニッチと立地」
  • (3)ああ!後継者が見つからない(後継者チェックシート 後継者はどこに)
  • 1.チェックシートで何を見る
  • 2.後継者には、どんな人が良いか
  • (4)ところで、先代は何をするの(先代チェックシートの説明) 
  • ■コラム■
  • 「後継者の能力不足を嘆く前に」
  • 5 実際の行動(後継者が決まった!いざ継ぐときの参考に)
  • (1)事業承継図①のパターン 企業に将来性があり、相続を受ける人が後継候補者となっている場合
  • 事例その1 経営者が、相続対策を行い、教育も経営者の右腕が引き受けた例
  • 事例その2 相続対策が不備なため多額の納税資金が必要になった例
  • (2)事業承継図②のパターン 企業に将来性があり、法定相続人以外の人が後継候補者の場合
  • 事例その1 経営者が、自らの経営理念を実現することで承継を成功させた例
  • 事例その2 経営者の曖昧な態度が事業存続も危うくしている例
  • (3)事業承継図③のパターン 企業の将来が不透明で、相続に関係ある人が後継候補者になっている場合
  • 事例その1 承継問題を契機に、経営方針を変えている例
  • 事例その2 事業の一部を承継する形で見直しをした例177
  • (4)事業承継図④のパターン 企業の将来が不透明で、相続には関係ない人が後継候補になっている場合
  • 事例その1 従業員による事業改革が成功した例/182
  • 事例その2 事業改革と同時に、MBOが成功した例/184
  • (5)事業承継図⑤のパターン

正誤表

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追加情報


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